値上げ率の計算方法|何%の値上げになる?
商品の値段を変えるとき、「何%の値上げになるのか」を知りたい場面があります。値上げ率は元の価格を基準に計算します。ここでは計算式と具体例、希望する値上げ率から新しい価格を求める方法を説明します。
値上げ率(%)の計算式
例えば、旧価格3,000円を新価格3,300円に変更する場合、(3,300 − 3,000)÷ 3,000 × 100 = 10%です。差額300円を新価格の3,300円で割らないように注意してください。
値上げ率の計算例
| 旧価格 | 新価格 | 値上げ額 | 値上げ率 |
|---|---|---|---|
| 1,000円 | 1,100円 | 100円 | 10% |
| 2,000円 | 2,500円 | 500円 | 25% |
| 3,000円 | 3,300円 | 300円 | 10% |
| 5,000円 | 5,500円 | 500円 | 10% |
| 800円 | 900円 | 100円 | 12.5% |
値上げ額が同じ100円でも、元の価格が1,000円なら10%、800円なら12.5%になります。割合を比較するときは、必ず元の価格を確認しましょう。
10%・15%値上げしたいときの新価格の求め方
旧価格3,000円を10%値上げするなら、3,000 × 1.10 = 3,300円。15%なら3,000 × 1.15 = 3,450円です。端数が出た場合は、実際に設定する販売価格に合わせて丸め方を決め、その価格で値上げ率を再計算してください。
値上げ率10%なら利益も10%増える?
必ずしもそうではありません。販売数が減る場合や、価格に連動する販売手数料が増える場合があるためです。
仮に、単価3,000円、1件あたり変動費900円、販売手数料なし、月固定費80,000円、月100件販売しているとします。このとき月の利益は(3,000 − 900)× 100 − 80,000 = 130,000円です。
価格を3,300円へ10%値上げし、販売数が90件になった場合は(3,300 − 900)× 90 − 80,000 = 136,000円。この仮定では、販売数が10%減っても月の利益は6,000円増えます。ただし、費用や手数料が変われば結果も変わります。
値上げ後に何件まで販売数が減っても利益を維持できるかは、値上げ後の利益維持ラインの計算方法で詳しく解説しています。
自分の商品で値上げ後の利益を試算する
値上げ率を計算したら、旧価格・新価格・販売数・変動費・手数料・固定費を入力して、月の利益がどう変わるかを確かめましょう。無料Web版は登録不要で、サンプル数値から試せます。
複数商品の価格変更案を比較し、月ごとの実績も管理したい場合は、買い切りExcel版の機能と利用条件をご確認ください。1商品だけ試算するなら、まず無料版で十分です。
よくある質問
値上げ率がマイナスになった場合は?
新価格が旧価格より低い場合、上の式ではマイナスになります。例えば1,000円から900円なら−10%で、10%の値下げです。
元の価格が0円の場合は?
旧価格0円では割り算ができないため、通常の値上げ率は計算できません。新価格との差額で確認してください。
税込と税抜のどちらで計算すべき?
旧価格と新価格の基準を揃えて計算してください。税込価格と税抜価格を混ぜると正しい比較になりません。
※計算例は説明用の仮定です。実際の販売数や利益を予測・保証するものではありません。